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EDDY MERCKX 今選ぶべき最強のロードバイク「エディメルクス」|フクイサイクルまとめ

2017-11-06 17:18:13
カテゴリ | ロードバイク,自転車,試乗車

先日試乗会を開催させていただいたベルギーのバイクブランド「エディメルクス」

バイクの造りも考え方も筋の通った真面目で手の込んだオススメのブランドですが、日本では今まで積極的なプロモーションが行われていなかったため往年のサイクリスト以外には知名度が低く、名前は知っていても詳しくは知らない方が大多数でした。

そんなの勿体ない!ということでバイクブランドとしてのエディメルクスってどうなの?を実車画像と共にまとめてみたいと思います。

具体的に2018年モデルの中でおすすめのエディメルクスバイクは?

 さっそく2018年モデルのなかで特におすすめしたいモデルをピックアップ。

掲載するオススメバイクは全て実車を試乗してのインプレッションになりますので参考になればとおもいます。

 まず前提として、今年シマノから待望の新型アルテグラがリリースされたことで2018年モデルはアルテグラ完成車がおおくラインナップされています。

エディメルクスの完成車はミックスコンポーネントがされず(以下で詳しく説明しております)、ハンドル周りは「DEDA」、サドルは「プロロゴ」、ホイールは「シマノ」か「フルクラム」とまとまりがよく、ヨーロピアンバイクとしては抜群のコストパフォーマンスを誇っていますので、予算が合っていて、新しく新車で購入することを考えるならアルテグラ完成車が特にお買い得ですね。

モデルによってはフレーム形態での販売もあるので組み替えを狙うのもありです。

 

オススメその1

サンレモ76/レーシングモデル アルテグラ完成車 398,000円 フレームセット278,000円

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春のクラシックレース「ミラノ~サンレモ」の名を冠したセカンドモデル

 ブルーが印象的な今年のカラーは大当たり!?好きな人はたまらないカラーリングですね!

トップモデルのEM525に次ぐレーシングモデルなので骨太のヘッド、ダウンチューブが生み出す爆発的な加速を特徴としています。

踏んだ分以上に進む感覚のある、これぞレーシングバイク!という踏み味ですが、ベルギーバイクらしく石畳の走行を考えて僅かに足回りに優しさを感じることもできるのでバイクが跳ねるようなことはありません。

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乗り味を演出する独特な形状のシートステーはメルクス全てのモデルに共通するアイコンでもあります。

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EM525がディスクブレーキ専用設計なのでキャリパーブレーキで組みたい方はサンレモのフレームセット(278,000円)が最上位車種になります。

 

オススメその2

サランシュ64パフォーマンス/ミドル、エントリー向けオールラウンドモデル アルテグラ完成車290,000円

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スポーツ競技がアマ、プロの2カテゴリーだった1964年。

メルクスのプロ転向のきっかけとなったフランス「サランシュ」でのアマチュアロードレース勝利を記念したエントリーカーボンモデル。

モデル名は昨年のサランシュ64と同じですが今期から完全新規フレームとして開発されたレーシングジオメトリー採用の

サランシュ64/パフォーマンスがアルテグラ完成車でデビューしています。

 中身は昨年までのグランフォンドジオメトリー版の105完成車とは大きく異なります。

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パフォーマンスモデルとして設計された新型はなめらかな踏み味と軽快なハンドリングで

ホビーレーサー、ロングライダーの出力にマッチした剛性感の演出はさすが!

加速力に関しては上位モデルに譲りますがサランシュは急かされる感じが薄く、挙動の全てコントロールできているような一体感を感じやすいのでペース走行での気持ちよさに優れたレーシングバイクです。

価格もフルカーボン、フルアルテグラ組のヨーロッパブランドとは思えない戦略的価格なのも注目ポイントですね。

ブルーとネオングリーンのさわやかな差し色でフォークの内側が左右で色違いなのも洒落てます。

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オススメその3

ムーラン69/ロングライド、グランフォンドモデル アルテグラ完成車388,000円 105完成車299,000円

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メルクスが初出場のツールドフランス第17ステージで8分差をつけて勝利したレースを由来にしたモデル名。

サンレモ76の兄弟車種となるムーラン69は独特のジオメトリーから生み出される浮遊感を持ったエディメルクスきってのグランフォンドモデル。

BB~ダウンチューブ付近はサンレモと比べるとわずかに細く扁平した形状。

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エッジの利いた筋肉質な外観からは想像できない優しい乗車感ですが、ハンドリングはもちろんヘッド周りの剛性やBBはしっかり芯が通っているのでレーシングバイクとして位置づけてもよいほどの挙動を見せてくれます。

LOOK765などの軽快バイクとも異なる、レーシング的な操る楽しさを併せもった快適な優等生モデルですね。

日本ブルベ界の第一人者三船雅彦さんもこのムーランを駆ってLEL2017を完走されています!

 PVにでてくる最後のメッセージ「GO FOR LONG ESCAPES」がニクイですね

 

オススメその4

ブロックハウス67/ロングライド、オールラウンドモデル

フレームセット120,000円 ティアグラ完成車170,000円 アルテグラ完成車258,000円 

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メルクスのグランツール初勝利を飾ったイタリア「ブロックハウス」の山頂ゴールを記念したハイエンドアルミモデル

エディメルクス唯一のアルミフレームがこのブロックハウス、今年のジロデイタリアでも登場した1級山岳を名前にするだけあって市販のアルミフレーム最軽量の1040g!
メジャーなCAAD12やエモンダALR、teammachineALR、TCR SLRなどに匹敵する超軽量アルミフレームです。
フォークもフルカーボンの360gと手抜き無し!

フレーム売り仕様は塗装されていないショットピーニング加工でフレームの剛性と耐久性を増しながら軽さに一役買っています。アルミフレームですが高級感もありなかなかのオーラ。

BB周りの各パイプの形状を細かく見ると非対称だったりオフセットだったりとコダワリが透けて見えますね~

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軽量フレームならではのすぐれた快適性と、時速25~30kmほどでリズムが合った時の伸びが気持ちよいフレームです。
ハンドリングも軽快で、何台もロードを乗っている人でも満足いくバランスの仕上がりでしょう。
正直、ティアグラ完成車の標準ホイールとブレーキでは物足りないフレームの完成度です。

 

こんなところでひとまず2018年モデルの紹介は以上です。

ここからはそもそもエディメルクスとはどんなブランドなのか!?詳しく解説していきます。すでにご存じという方には耳タコな内容となるので前半は読み飛ばしていただいてもOKですよ~

まずはエディメルクスジャパンの解説を引用…

“いまだかつてこの記録を超えるものはいない

エディ・メルクス。ベルギー人。1960年代~70年代に活躍したプロロードレーサー。

現役通算525勝。ワンデイクラシックからグランツール、世界選手権、アワーレコードと全ての自転車競技を勝ち尽くした、史上最強のレーサーだ。”

大変分かりやすい説明ですね、メルクスはいわゆるロードレーサー界のレジェンド的選手なのです。

ありがたいことにカラーテレビでの映像が出始めた時代の選手なのでエディメルクスの当時のパワフルな走りを映像で拝むことができます。

現在のレースとはケイデンスが全然違いますね~

先日、世界選手権3連覇の偉業をなしとげたペーターサガンでさえ100勝を達成したばかり、時代が違うといえどこの圧倒的な数字は永劫語り継がれるでしょう。

有名な選手の名前が付いたバイクブランドなんて沢山あるけど名義貸しだけじゃないの?

現役時代、機材に対してこだわりを見せた選手の多くは引退後、自分の名前を付けたバイクブランドを立ち上げることがありますね。

近年では「チッポリーニ」や「ムセーウ」「フォンドリエスト」などが挙げられます。

エディメルクスはその流れの先陣を切った一人で、現役時代から並々ならぬ機材へのこだわりから、自ら現役時代フレーム作成を依頼していたあの「ウーゴデローザ」氏にフレーム製作のノウハウを学び、立ち上げた正真正銘「メルクス」のバイクなのです。

ということは今もベルギーで本人が直接作っている?

会社が立ち上がった1980年以降、しばらくの間は地元ベルギーの工場で生産されていたエディメルクスですが、ベルギー王国の英雄であるメルクスも選手や職人としては一流でも、そのコダワリの強さから経営者としては上手く会社を回せなかったようです。

最近ニュースにもなりましたが現在はベルギーのメジャーブランド「RIDLEY」やベルギービールの大手「PALM」社が資金的にバックアップし、メルクス本人が監修を行った最先端のカーボンバイクを中心に自転車製造の中心地台湾にて製造しています。

エディメルクスのバイクを駆るプロチームは?

以前はLOTTOやクイックステップなどのベルギーを代表するワールドツアーチームに供給していたエディメルクスですが現在はエディメルクス社のバイク供給ポリシーとして以下のような宣言がなされています。

“プロフェッショナルサーキットの次のレベルへ到達するための経験やプラットフォームを若いタレントに提供できるようセットアップされているチームのスポンサーでありバイクサプライヤーです”

つまり販売戦略のためのワールドツアーチームへの供給は行わず、将来的にワールドツアーチーム昇格を目指す若きサイクリストを中心としたチームへのバイク供給を中心におこなっているのです。

特に有名なのは設立24年を迎える地元ベルギーの名門プロコンチネンタルチーム「フランデーレン」で、メルクスとの強力なタッグでベルギー自転車界を支えています。

 又、タイムトライアルバイクETTの発表時はレクサスLFAと並走するPVもつくられるなどレースシーンを意識したブランドプロモーションなども行われています。

 

エディメルクスは具体的に他のバイクブランドとどこが違う?

 

機材へのこだわりが強いメルクス氏が創りあげるバイクは他のロードバイクブランドとは多くの点で異なっています。

まず大きな違いとして「ミックスコンポーネント」を行わないということ。

日本国内に流通する完成車のメインコンポーネントは全てシマノのグループセットで統一し、異なるブランドやサードパーティのパーツを混合させることは決してしていません。

続いて特徴的なカーボンフレームの全数CTスキャンチェック。これにより正しい工程で正しい製品に仕上がっているかを確認してから出荷されるという徹底した品質管理が行われています。

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 また、ロゴが隠されても一目で「エディメルクス」製のバイクであることが分かるユニークでパワフルなフレームの造形も大きな魅力のひとつでしょう。

 

 

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さらにモデル名はメルクス氏が勝利した525勝のなかからそのバイクを象徴するようなレースの地名と年号が与えられています。ほぼ永久に使い切らないほどの勝利しているメルクスだからこそできるネーミングルールですね。

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san76

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最後に最もエディメルクスらしさが表れるのはメルクス氏がこだわり抜いたバイクジオメトリー。

展開するサイズ数は少ないですが、よりよいと思われるジオメトリーが見つかれば金型が必要なカーボンバイクであっても1年でフルモデルチェンジしたこともあるほどのこだわり!

地味なポイントですがサイズごとの剛性調整は当然ながら、BBハイト、チェーンステー長に至るまでミリ単位で微調整されています。

もしあなたがジオメトリー表を読む事ができるなら、そこからただならぬ情熱を感じ取ることが出来るはずです。

 

以上、エディメルクスと彼の送り出すバイクが最強である理由、いかがでしたでしょうか?

マイナーですが質実剛健のベルギーブランド「エディメルクス」

興味があっても情報が少ないがために購入を決めきれない方への参考になればと今回はまとめ記事を書いてみました。

 

ちなみにオススメした4台がそれぞれ入荷予定です!実車をご覧になりたい方はお電話かメールにて入荷状況をお尋ねくださいませ!

サンレモ76アルテグラ Sサイズ

ムーラン69アルテグラ Sサイズ

サランシュ64アルテグラ Mサイズ

ブロックハウス67 フレームセット Sサイズ

 

pick up!!